ガリガリ君「リッチコーンポタージュ味」の販売が26日から復活した。

北海道産のコーンをそのまま混ぜ込んで作られたコーンポタージュ味のアイス。
なんとも不思議な商品だが、2012年9月、一度販売され大きな話題を呼んだ。

しかし、発売直後にあまりにも売れすぎて、わずか3日で販売休止になった。
赤城乳業株式会社の萩原史雄さんは「全国に納品した瞬間に、ガリガリ君コーンポタージュが売り切れてしまう
という現象が、2日間くらい起きました」と語った。

これまでにも、売れすぎて販売を休止した商品はいくつかあった。
その背景の一因になっているのが、現在の新たな消費形態だった。

第一生命経済研究所の永濱利廣氏は「インターネットで、日本中の需要が一気に集まってしまうので、
例えば、人気が出る商品が出ると、全国の需要が一気に集中しまして、需要が増えすぎて、すぐ売り切れになってしまう」と語った。
インターネットの普及により、口コミが全国規模であっという間に広がるため、爆発的な人気となることがあるという。

今回のガリガリ君も品薄が心配されるが、赤城乳業の萩原さんは「本社工場でも、新工場でも、両方で作れるようにした。
新工場だと、本社工場の生産ラインより、最新を使っているので、生産性が非常に上がった。
ガリガリ君史上、最高の在庫をもっての発売となります」と語った。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242885.html